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竜馬

先日、読んでいた「竜馬がゆく」をすべて読み終えた。

読み終えグッとくると同時に、おもわず司馬遼太郎さんへの「素晴らしい」という言葉が出た。

さすが名作と言われるだけのことはある。スカッとした。

祖父が言うには殺され方を書くのが上手なんだと言っていた。

ああ、確かにそうだ。

竜馬と中岡が斬られた直後の場面で置いてある「天に意志があるとしか思えない」の一語で、
この1行を読む直前まであった「斬るな!」という思いが消え、逆に「これも竜馬の演出なんだ」と思えてくる。

こんな言葉の多彩さが司馬さんはスゴイと思った。

また竜馬のかきかたも素晴らしいと思った。
主人公が、欲が無く、登場人物全員に好かれていると読んでいるこっちまで嬉しくなる。

後書きに書いてある日露戦争時の昭憲皇太后の夢に竜馬が出てきた話は有名だがこれは本当だと思う。
というのも当時の志士の中でも維新後の日本を考えていたのは竜馬だけであったからだ。
死んでもなおこの日本を見守ってくれていたのではないだろうか。

ひょっとしたらこの不景気を見かねて麻生さんの夢にも出るかもしれない。(笑)

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